
では次に、上記のようなケースを考えてみましょう。鉛筆の単価は決まっていて、その数量が変わった時に、それぞれいくらになるかを合計欄に求めるというものです。まずはD2(鉛筆が6本の時の合計値)を計算式で求めましょう。

計算式は【=B2*C2】ですね。Enterキーで確定すれば・・・

上記のように正しい結果が表示されます。今までと同じく、数式バーにも常に注目していて下さい。

では、この正しい計算式をD3、D4にもコピーする為にオートフィルで引っ張ってみると・・・

D3にもD4にも正しく入力されません。では、コピーしたそれぞれの数式バーを見てみましょう。

まずD3セルの数式バーを見てみると、相対参照で一つずつ下にズレているから、【=B3*C3】となっています。B3には数値が入っていないので、計算が正しく行えるわけはないですね。

同じくその下のD4セルも、また一つずつ下にズレた【=B4*C4】が入っており、B4に数値がないから計算が行えないのです。
ここでよく考えてください。では上記のようなケースの場合、正しい合計を求める為には、どのようにすれば良いでしょうか?
正しい結果を求める為には、オートフィルで下方にコピーしていっても、計算式前半の【B2】というセル番地は、B3、B4等と変わって欲しくないですね。B2という番地が固定されてしまえば、問題は解決です。このようにセル番地を固定して参照することを【絶対参照】と言います。その方法は・・・

D2の計算式内の【B】と【2】の前に【$】を入れましょう。この【$】が絶対参照を表しており、$を入れてしまえばオートフィルで引っ張ってもB3、B4・・・と勝手に参照先をズラす事がなくなります。ひとまずEnterキーで確定し・・・

D2に正しい計算結果が求められている事を確認したら・・・

オートフィルで引っ張ってみましょう。

D3にもD4にも正しい結果が表示されました!では、それぞれの数式バーを見てみましょう。

D3セルの数式バーにコピーされた計算式は【=$B$2*C3】となっています。オートフィルで引っ張った結果、計算式内に【$】を入れていないC2はC3にズレましたが、【$】を入れたB2($B$2)は下にズレていません。

D4も同じですね。B2($B$2)は絶対参照として参照先は動かず、C列の方は相対参照として一つずつズレ、計算式内にはC4が入っています。
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