プロジェクトの作成 | 清水健太郎の教育研究・補助教材サイト

プログラミングといえば、やはり最初は「Hello World」。Hello Worldと書かれたLabelを一つ貼り付けただけの、最も簡単なアプリです。このアプリを題材に、iPhoneアプリ開発の流れを説明します。

まずはXcodeを起動し、ファイルから新規プロジェクトを選択します。下図のようなテンプレート選択画面が表示されたら、Windows-based Applicationを選択して下さい（Windows-based Applicationとは、空っぽのウィンドウが一つだけ存在する、最も基本的なテンプレートです）。テンプレートを選択したら、プロジェクトの名前を決めるダイアログが表示されますので、今回は「HelloWorld」として保存しましょう。

プロジェクトが作成できたら、まずは以下のようなウィンドウが表示されます。

これがXcodeのメイン画面です。ウィンドウ左側からファイルを選択し、その中身がウィンドウの右側にあらわれるので、そこでコードを書いていく事になります。但し今回は、iPhoneアプリを起動した時に、HelloWorld!という文字が表示されるだけの簡単なアプリを作ります。

この場合はコーディングは必要ありません。Interface Builderという視覚的に画面構成を構築できる便利なアプリケーションがありますので、それを使ってLabelを配置します。

グループとファイルにあるResourcesの中のMainWindow.xibをダブルクリックして下さい。Interface Builderが自動的に起動してきます。